ダイエットスイーツの罠に気をつけよう
ダイエットスイーツの罠に気をつけよう
ダイエットスイーツは意外とカロリーが高い
ダイエット中に食べられるスイーツとして人気なのが、豆乳おからクッキーや蒟蒻ゼリーなどのダイエットスイーツ。しかし、そういったダイエットスイーツは意外とカロリーが高いことがあります。
例えば、豆乳おからクッキーは、1枚あたりのカロリーは25〜40kcal。こんにゃくゼリーは、一つあたりのカロリーは25kcal前後です。
数個食べる分にはカロリーは高くないですが、10個(10枚)食べればご飯いっぱい分のカロリーに、15個食べればケーキ一切れ分のカロリーに相当します。
ダイエットスイーツは食べすぎると逆効果
先ほど見た通り、ダイエットスイーツは、少ない量でも栄養が取れるように、1枚あたりのカロリーは高めに設定されているため、食べすぎると普通にスイーツを食べるよりも太ることがあります。
人間の脳は欲求に弱いため、ケーキ1切れと小さなクッキー5枚を同等の快感とは感じません。ほとんどの場合が、「こんな小さなクッキー5枚じゃ満足できない」と言って、10枚くらい食べてしまうことがほとんどです。
しかも、人間の欲望は日々大きくなるため、毎日5枚では満足できず、次第に7枚、10枚とたくさんの量を食べる習慣がついてしまうと、ダイエットどころか逆効果で太る原因になります。
ダイエットスイーツで大事なのは「満腹感」
定番のダイエットスイーツが人気の理由は、「少ない量で満腹感が得られる」からであって、スイーツそのものがローカロリーということは多くありません。
例えば、豆乳おからクッキーであれば5枚程度で満腹になるとされていますが、これはカロリーで言えば200kcalほどで、朝バナナダイエットで話題になったバナナのカロリー、1本約86kcalの2.5倍ほどあります。
大事なのは、「豆乳おからクッキーを5枚食べたら、(満腹になって)間食が不要になる」「こんにゃくゼリーを食べたので、(満腹になって)夕飯の食事量を減らせる」といった、「他の摂取カロリーを減らす助けになる」という効果です。
「ダイエットスイーツだから、いくら食べても大丈夫」とは考えず、「ダイエットスイーツを食べたから、他の摂取カロリーを減らせる」という考えで利用するようにしましょう。